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News 今日の授業のひと工夫 特集記事 人気記事ランキング がんばる先生のための算数・数学情報誌『math connect』 個人情報の取り扱いについて 個人情報の取り扱いについて News 今日の授業のひと工夫 特集記事 人気記事ランキング 個人情報の取り扱いについて News 今日の授業のひと工夫 特集記事 人気記事ランキング 特集記事 TOP 特集記事 【math connect】トークセッション:子供が主役の学びをデザインする Vol.4 中学校 2022.05.12 【math connect】トークセッション:子供が主役の学びをデザインする Vol.4 #中1 #デジタル教科書 #ICT #主体的・対話的で深い学び #文字と式 学習者用デジタル教科書、指導者用デジタル教科書(教材)の使用が本格的に始まりました。 授業はデジタル教科書の利用でどのように変わっていくのでしょうか。 今回は、デジタル教科書を利用した学びのデザインについてお二人の先生にお話いただきます。 ―指導者用デジタル教科書(教材)[以降 指導者用DT]を演示する授業では、進度が早くなる傾向がある一方で、生徒がノートを取れていないことを不安視する先生がいらっしゃいます。 佐藤 一緒に授業研究に取り組んでいる小学校の先生方も、指導者用DTに慣れてきたころに、教師による板書がなく、児童もノートをとらないといった授業になっていました。このような先生方に「板書とは何か」、「ノートとは何か」を考えてもらい授業では「何を、何のために残すのか」について考えてもらいました。 小岩 今だからこそ、板書をすることの役割について考え直したいですね。 佐藤 その先生方には「授業後に児童生徒が板書を見たときに、自分たちの問いやつまづき、考えが深まったところ、結論などの問題解決の過程が振り返られるようにしましょう。」と伝えました。指導者用DTで演示する画面はどんどん変わってしまい、生徒の発言で考えが深まった部分などが残らなくなってしまうんです。先生方には演示の画面を見ながら、生徒の発言などを黒板に書いてもらいました。画面と同じ内容を板書することも多くありました。 小岩 生徒が問題解決で壁に直面したときの乗り越える手がかりは、それまでに出てきた生徒の「考え」や既習事項のなかにあります。しかし、板書を指導者用DTに変更すると、それまでの生徒の「考え」や「授業内容」が残らない。子どもの思考や学びと照らし合わせて「何のための板書か」を考え、そのうえで指導者用DTの使い方を考えたほうがよいと考えています。 佐藤 その通りですね。板書が生み出す学習効果を改めて考えなければいけないですね。 ―1年 p.79 のような計算問題で指導者用DTを使うとすると、どのような指導が考えられますか。 佐藤 指導者用DTを使うときは1行目だけを見せて生徒自身に解かせたり、示された式の表現について話し合うことを促します。その際に、空いている部分に書き込みを行います。 こうすると、DTが黒板代わりになると思うのですが、その点は小岩先生はいかがお考えですか。 小岩 例11へ進んだときに、例10で書き込んだ内容が見えなくなってしまうことが気になります。例10で「分配法則」を押さえて、例11で「分母の 3と6を約分すれば、例10で使った分配法則の形になる。」と指導します。このとき、例10で考えた内容が見えないと、生徒が考えたことに戻って考えにくくなります。 佐藤 そうなんですよね。例えば、例11に続いて問14を解くときに、「例11のときは、どう計算したのだったかな?」と振り返りたい生徒もいるんですよね。そのとき、記録に残っていないと戻ることができないですね。また、振り返ってみたときに「同じような問題だ。」と認識することも大事だと思います。そのために黒板に書いておくことが必要になります。 ―続いて学習者用DT[以降 学習者用 DT]とノートについてお伺いしたいと思っています。学習者用DT では、このように書き込みを行うことができます。 小岩 紙の教科書に書き込むのと同じ状況がつくれるわけですね。 佐藤 このように書くことを考えると、生徒たちにとっては学習者用 DTは「ノート」なんですよね。ノートは「紙でなければならない」のか、「学びを残すことができれば紙に限る必要がない」のかを考えたいですよね。 小岩 今回、「板書とノート」というテーマを頂いたときに、板書の問題点はすぐに思いつきましたが、ノートの問題点はすぐに思いつきませんでした。学習者用DTであれば、データとして記録に残せますし、学びの履歴が蓄積されて後から振り返られるならば、紙でもデジタルでも良いのではないでしょうか。 佐藤 ICT機器が生徒にとって特別なものではなく「文房具」の扱いになろうとしています。まだ、「いつでも自由に扱うことができる」状況ではない場合もありますが、それが実現すると、学習者用 DTが文房具になり、ノートの考え方も変わると考えています。しかしながら、子どもたちが授業で残すべきもの自体は、結局変わらないと思います。 小岩 「ノートの意義」について考えてみました。3 つの役割があると思います。1つ目は学びの履歴として日々の授業を記録すること。2 つ目は、自分の学びを振り返って確認すること。3 つ目は自分の考えを書き出しながら思考を深めることです。ICT機器でも紙のノートと同じ効果が得られるのか、考えないといけないですね。 佐藤 「記録する」という役割だけを考えると紙であるかタブレットであるかに関わらないですよね。タブレットであればページ送りや文字を消すのが速い。そういう意味で、私たちは転換期にいるのかもしれないですね。小岩先生は、ノートにどういうことを書いて欲しいですか。 小岩 まずは、自分の考えや考えたことを書いて欲しいですね。次に、友だちの考えたことや、友だちと自分の考えの共通点や違い、学んだことは何かとかということを書いて欲しいと考えています。 佐藤 板書をしっかり書き留めなさいという「板書を写すことの指導」はないのでしょうか。 小岩 板書などをノートに書かなければ「いけない」とは言わないですね。 佐藤 「板書をしっかり写しなさい」という指導している場面を見ることがあります。ノートを書くことの指導は発達段階によって全く異なります。小学 1年では黒板に書いてあるものを写す指導はあると思います。しかし、成長するに従い、自他の数学的によりよく問題解決するための工夫を書くことで記録するなどして、「答え」ではなくて問題解決の「歩み」を記録することが大切だと伝えていくことが大切です。学習者用DTに直接書き込むことが容易になると、「答え(解答)」以外に、何を記録することで学びの履歴とするのかを教師が捉えることが大事になるでしょう。 *** ここからWEB限定記事です *** ―1年p.79のような計算の場面で、指導者用DTを使って指導する場合、紙の教科書とどのような違いがあるとお考えですか。 小岩 指導者用DTを使うと、途中式の表し方が容易になりますね。たとえば、例11では、計算が苦手な生徒に最初の1行目だけを見せて、「これはどんな計算をしているのかな」という問いから始めることが考えられます。計算が苦手な生徒にとって、3と6を約分することを一から気づかせるのは難しいですが、この部分だけに焦点をあてて「式を読む」ことで、どう計算をすればよいのかを理解できる生徒がいます。ステップ機能を使えば「式を読む」ことを重視する授業ができると考えています。 佐藤 計算の指導をする際は一方通行になりがちです。生徒自身がどのように学びを進められるのかということが大切だと考えています。 佐藤 たとえば、同じp.79に例12があります。この問題の表示の仕方は、すごくよく考えられていると思います。まず問題があり、次に「考え方」が付箋で隠されてある。その下には「解答」があって、段階的に解答を表示することができます。先生にはこれらの機能を使うことに終始して、クリックするだけの役にならないほうがよいとお伝えしています。  たとえば、「考え方」が付箋で隠れているので、「どんな考え方で進めたらいいか」と問いかけ,みんなで話し合い,見通しを持たせることができます。また、生徒の「考え方」を板書して「じゃあ、付箋で隠れた部分はどうなのかな」と付箋をはがして共有し、生徒の考え方との共通するところや異なるところを確認することもできます。  授業をつくるうえで指導者用DTをきちんと見て、どうアレンジして生徒に伝え、「数学的な見方・考え方」を働かせるかを考えることが、我々教員の役目だと考えています。 小岩 佐藤先生が仰ったように、この問題で生徒に何を考えさせるか、生徒に何を残すのかを考えるということでしょうか。それはつまり「授業のねらい」そのものですね。紙であってもデジタルであっても「授業のねらい」に即して、それらを工夫して使いこなせるかが大事だと考えています。 佐藤 これまでは、紙の教科書を見ながら、どこでどのような発問をするか考えてきたんですよね。その「教師の営み」は、DTになっても変わらないと考えています。教科書がデジタルに変わったら、その機能などを見ながら改めて考えていかないといけないんですよね。DTでは、紙の教科書には無かった「ライブ感」があり、扱いたい問題だけを演示することができます。そういう機能による効果を踏まえて、何が発問できるのか、どのような考え方が大事なのかを考えていく必要があると思います。  私たちの想定していた以上のスピード感で、DTを含めたツールが便利になってきています。とはいえ、教育には変わらないものがあるので、その部分を大事にしていけたらと思います。 小岩 今までの話は「教師の立場」から見て、指導者用DTには便利な点が多くあり、それを授業にどう盛り込むかということだと思います。一方で、生徒が考える場面を奪ってしまうことにならないか不安に思います。生徒が自分で調べて試行錯誤する経験が重要なんですよね。生徒に考えさせ、どんな疑問を持たせて、時には「これはどういう意味?」という質問を繰り返すということです。教師が指導者用DTを使うと色々便利なことがあるなかで、生徒に何をさせるのかをしっかりと考えたいところです。 佐藤 授業をつくっていくときに「生徒に何をさせるのか」を考えるということは、紙であってもデジタルであっても同じですよね。だからこそ、「授業で生徒がどのような活動に取り組めばよいか」を考え続けていきたいですね。また、DTは便利です。その便利さに負けて、生徒の側に立ったときの「数学の楽しさ」を失わないようにしたいですね。 対談を振り返って 子どもが主役の学びをデザインするときには、次のことを大切にしたいと思いました。 〇指導者用DTを利用した授業の板書には、生徒の考えや授業内容を残して、生徒が授業の学びを振り返られるようにする。 〇デジタル化したノートにおいても、学習履歴として「自分やみんなの考え」を残すように心がける。 〇教科書が、紙からデジタルに変わっても「授業のねらい」を定め、それに即した授業を行うことが大切である。 Profile 佐藤 寿仁  Toshihito Sato岩手県公立中学校で11 年、岩手大学教育学部附属中学校で6 年教職を務め、岩手県岩泉町教育委員会指導主事、国立教育政策研究所学力調査官・教育課程調査官を経て、令和3年度より岩手大学教育学部准教授。 小岩 大  Dai Koiwa愛知県公立中学校で4年、東京学芸大学附属竹早中学校で10年以上教職を務める(現職)。生徒が数学をつくるプロセスを重視した授業づくりに力を注ぎ、各地で飛び込み授業や講演などを行っている。 前へ 次へ その他のコンテンツ 今日の授業のひと工夫 特集記事 人気記事ランキング よく検索されているキーワード 主体的・対話的で深い学び 数学的な見方・考え方 知識・技能 思考力・判断力・表現力 主体的に学習に取り組む態度 ICT デジタル教科書 Dマークコンテンツ 評価 指導書 東京書籍株式会社コーポレートサイト 東書Eネット Copyright © 2018 by TOKYO SHOSEKI CO., LTD. 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