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(2021). Anthropogenic CO2 emissions changes in an urban area of Tokyo, Japan, due to the COVID-19 pandemic: A case study during the state of emergency in April–May 2020. Geophysical Research Letters, 48, e2021GL092600. https://doi.org/10.1029/2021GL092600 用語の説明 ◆OR(Oxidative Ratio) 化石燃料消費や生物活動に伴うO2とCO2の交換比。大気中のO2とCO2の濃度変動(ΔO2、ΔCO2)の比であり、OR = - ΔO2/ΔCO2で定義される。過去の研究から、石油消費、天然ガス(都市ガス)消費、石炭消費、陸上植物活動のORはそれぞれ1.44、1.95、1.17、1.1と推定されており、人間呼吸のORは約1.2と推定される。[参照元へ戻る] ◆渦相関法と傾度法 どちらもCO2などの物質の鉛直輸送量(単位時間・単位面積当たりにCO2が地上から大気へ輸送される量)を算出する手法。渦相関法は1秒間に数十回程度の高時間分解能で観測した濃度と風速を組み合わせて解析し導出する。傾度法は濃度の高度勾配に乱流拡散係数をかけて算出する。[参照元へ戻る] ◆都市気候モデル 都市気候・気象をコンピューター上で再現・予測するための数値モデル。産総研は明星大学と共に、都市の気候を計算する数値モデルの開発に20年以上前から取り組んでおり、開発された数値モデルは世界初の都市気候モデルの一つとして世界的に認知されている。当該モデルによる成果例は2020年11月6日 産総研プレスリリース「新型コロナ外出自粛でヒートアイランド緩和と省エネ効果 -テレワークの普及は都市の気候変動適応策になり得るか?-」等で参照できる。[参照元へ戻る] ◆局所大気輸送モデル CO2などの物質の発生源・消滅過程と、風などによる輸送過程を考慮し、当該物質の大気中での分布とその時間変化を計算する数値モデル。産総研が所有する局所大気輸送モデルは水平1 km四方、地上付近で鉛直20〜50 mの解像度を有する。[参照元へ戻る] 関連記事都市域のCO2排出を大気観測から起源別に推定新型コロナ外出自粛でヒートアイランド緩和と省エネ効果 お問い合わせお問い合わせフォーム 産総研について アクセス 調達情報 研究成果検索 採用情報 報道・マスコミの方へ メディアライブラリー お問い合わせ English ニュース お知らせ一覧 研究成果一覧 イベント一覧 受賞一覧 研究者の方へ はじめての方へ 研究成果検索 研究情報データベース お問い合わせ 採用情報 ビジネスの方へ はじめての方へ 研究成果検索 事例紹介 協業・提携のご案内 お問い合わせ AIST Solutions 一般の方へ はじめての方へ イベント情報 スペシャルコンテンツ 採用情報 お問い合わせ 記事検索 産総研マガジンとは 公式SNS @AIST_JP 産総研チャンネル 公式SNS @AIST_JP 産総研 チャンネル サイトマップ このサイトについて プライバシーポリシー 個人情報保護の推進 国立研究開発法人産業技術総合研究所 Copyright © National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) (Japan Corporate Number 7010005005425). 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