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立命館大学 研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 大田 壮一郎 (最終更新日 : 2024-02-28 19:19:55) オオタ ソウイチロウ 大田 壮一郎 OTA Soichiro 所属 文学部 日本史研究学域 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要(関連画像) 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 文学研究科   2. 衣笠総合研究機構 白川静記念東洋文字文化研究所   学歴 1. 2005/09(学位取得) 大阪大学 博士(文学) 2. ~2000/03 大阪大学大学院 文学研究科 文化形態論専攻 博士前期課程 修了 3. ~2005/09 大阪大学大学院 文学研究科 文化形態論専攻 博士後期課程 修了 4. ~1998/03 立命館大学 文学部 日本史学専攻 卒業 職歴 1. 2020/04/01 立命館大学 文学部 教授 2. 2017/04/01 立命館大学 文学部 准教授 3. 2014/04/01 ~ 2017/03/31 奈良大学 文学部 准教授 4. 2013/04/01 ~ 2014/03/31 奈良大学 文学部 専任講師 委員会・協会等 1. 2008/10 ~ 2010/10 日本史研究会 編集委員 2. 2002/10 仏教史学会 委員 3. 2001/06 ~ 2003/06 大阪歴史学会 庶務委員 所属学会 1. 大阪歴史学会  2. 中世史研究会 3. 日本史研究会 4. 仏教史学会 資格・免許 1. 1998 学芸員資格 2. 1998 高等学校教諭一種免許(地理歴史) 研究テーマ 1. 日本中世における「宗」の研究 2. 日本中世における武家政権と宗教の関係 研究概要 室町幕府の宗教政策に関する研究  日本中世における幕府と宗教の関係は、禅思想の受容や禅文化の影響という視点から研究されてきた。そこには、武士個人の信仰と幕府の宗教政策が区別されていないという問題がある。それを解決するために、私は室町幕府の宗教政策を研究してきた。たとえば、将軍の身体を護る僧侶(武家護持僧)について以下のように指摘した。① 10世紀頃、天皇の身体を仏教の力で護るため、天台宗や真言宗の3人の密教僧が24時間交替で祈祷をするようになった。この僧侶達を護持僧という。これに対し、14-15世紀の室町幕府には、将軍の身体を護る武家護持僧が存在した。そのメンバーは、当時盛んであった禅僧ではなく、天皇の護持僧と同じ天台宗や真言宗の密教僧であった。② 武家護持僧は、将軍個人の身体を護る祈祷だけではなく、災害や異常気象を鎮めるための祈祷も担当した。また武士の政権にふさわしく、戦争の際に勝利のための祈祷や敵を呪うための祈祷を行った。こうした活動は禅僧ではできないので、密教僧が担当したのである。真言宗の醍醐寺(三宝院)がその中心として活躍した。③ 天皇や公家の力が弱くなった14-15世紀では、天皇より将軍に仕えた方が寺院の保護や領地の確保に有利なので、僧侶達は競って武家護持僧になろうとした。また、積極的に将軍の子供を寺院の住職に迎えた。その結果、中世前期まで時に政治権力に反抗的であった天台宗や真言宗は、禅宗と同じように室町幕府に従属するようになった。 このように、室町幕府は禅宗だけでなく他宗派も含め保護や利用をしていた。日本中世における宗教の役割を解明するためには、幕府と諸宗派の関係を全体的に捉える必要がある。 現在の専門分野 宗教学, 史学一般, 日本史 (キーワード:日本中世史 日本宗教史) 著書 1. 2024/02/28 東寺執行日記 第2巻 │ ,1-304頁 (共著)   2. 2022/03 東寺執行日記 第1巻 │ ,1-300頁 (共著)   3. 2022/02/28 京都の中世史5 首都京都と室町幕府 │ ,80-137頁 (共著)   4. 2021/03/01 増補改訂新版 日本中世史入門 │ ,275-294頁 (共著)   5. 2017/10 室町幕府将軍列伝 │ (共著)   全件表示(9件) 論文 1. 2024/01/31 覚城院と近世仁尾浦の宗教秩序(前) ―― 十七世紀を中心に │ 『寺院文献資料学の新展開 第2巻 覚城院資料の調査と研究Ⅱ』 │ ,229-266頁 (単著)   2. 2023/11/08 藤井永観文庫所蔵 相覚撰・聖通伝領「古口決抄鈔出」について │ 紀要 アート・リサーチ │ 24 (2),1-5頁 (単著)   3. 2023/03 室町殿任大臣大饗・移徙関係史料について : 旧京都府立総合資料館収蔵中世文書の翻刻と紹介(3) │ 『京都学・歴彩館紀要』 │ (6),77-103頁 (共著)   4. 2022/12/20 小野塚報告コメントー中世後期地方寺院史の展望- │ 『ヒストリア』 │ (295),104-117頁 (単著)   5. 2022/03 等持寺八講関係史料について―旧京都府立総合資料館収蔵中世文書の翻刻と紹介(2)ー │ 『京都学・歴彩館紀要』 │ (5),33-72頁 (共著)   全件表示(33件) その他 1. 2022/12/03 コラム 「大安君」―松平康信の信仰とその遺品 │ 『第38回特別展 形原松平展』図録 │ (単著) 2. 2014/08 《サマーセミナー》ノススメ │ 『日本宗教史研究の軌跡と展望』 │ ,167-168頁 (単著) 3. 1999/11 1999年度「第15回歴史学入門講座」の記録 │ ヒストリア │ (167),125-127頁 (単著) 学会発表 1. 2023/11/25 The Relationship between Political Power and Sects in Medieval Japan: Focusing on Sectarian Disputes Shuron ( 宗論 ) (Transcending the Tangibility and Intangibility: Religion and Media in Pre-Modern East and West Eurasia) 2. 2023/02/24 立命館大学文学部所蔵中世神道関係史料の予備的調査 (2022年度アート・リサーチセンター 成果発表会) 3. 2022/11/02 室町時代における贈答品・嗜好品としての納豆に関する食文化史的研究 (2021年度 研究報告会 食・生活部門) 4. 2022/06/26 小野塚報告コメントー中世後期地方寺院史の展望― (大阪歴史学会2022年度 大会) 5. 2022/02/25 ARC所蔵藤井永観文庫資料の予備的調査 (2021年度アート・リサーチセンター 成果発表会) 全件表示(10件) 講師・講演 1. 2023/11/18 足利将軍家と新八幡宮-篠村八幡宮を起点として- (京都府亀岡市) 2. 2022/03/14 知られざる宗教都市・奈良―日本中世史の謎を解く 第2回 門跡が君臨する世界 (オンライン) 3. 2022/03/07 知られざる宗教都市・奈良―日本中世史の謎を解く 第1回 衆徒・国民とは誰か (オンライン) 4. 2021/10/31 北摂の寺院と室町幕府―勝尾寺・箕面寺を中心に― (吹田市民会館) 5. 2020/09/28 中世東山の信仰世界―都人の葬地/天下人の聖地― (京都勤労者学園) 全件表示(14件) 科学研究費助成事業 1. 2020/04 ~ 2023/03 絵巻制作による初期本願寺の「自己像」構築 ―南北朝時代京都の文化政治と表象戦略 │ 基盤研究(B) (キーワード:建築史, 慕帰絵, 南北朝・室町時代, 絵巻)   2. 2019/04 ~ 2024/03 地方基幹寺院に於ける文献資料調査と経蔵ネットワークの研究 │ 基盤研究(A)   3. 2018/04 ~ 2023/03 日本中近世寺社論の構築―日本の日記文化の多様性の探究とその研究資源化 │ 基盤研究(A)   4. 2014/04 ~ 2018/03 中世後期守護創建禅院の基礎的研究―国菩提寺と京菩提寺 │ 基盤研究(B)   5. 2013/04 ~ 2014/03 室町幕府の政治と宗教 │ 研究成果公開促進費   競争的資金等(科研費を除く) 1. 2021/04/01 ~ 2022/03/31 室町時代における贈答品・嗜好品としての納豆に関する食文化史的研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ アサヒグループ学術振興財団 2021年度学術研究助成 食文化部門   2. 2014/04 ~ 2015/03 寺社参詣記録にみる中世南都社会の変容―『部類記』群の検討を中心に― │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 平成26年度 奈良大学研究助成   共同・受託研究実績 1. 2005/04/01 ~ 2006/03/31 『東寺宝菩提院三密蔵聖教』の調査・研究 │ その他の補助金・助成金 │ 平成十七年度懐徳堂研究出版助成 研究者からのメッセージ 1. 室町時代史研究の可能性近年、南北朝時代や室町時代の研究が活況を呈しています。その要因はいくつもありますが、関係史料の利用環境の整備が大きな原動力になっているように思います。それにより研究の精緻化や量的拡大が進む一方で、大きな枠組みとしてこの時代をどのように捉えるのか、という議論が後回しになっているように感じます。「中世後期」という時代区分が長らく使われてきたことから、この時代は「中世前期」との関係に目が向きがちですが、近世史との架橋という論点も必要と考えます。私が専門とする宗教史の分野について言えば、かつての「鎌倉新仏教」論も、それに代わる「顕密体制」論も、中世後期から近世にかけての説明は具体性に乏しく、現在に至るまで明確な時代像は打ち出されていません。室町時代史の進展が、中世から近世への宗教史の転換という大きな問題を考える上でも重要な鍵を握ると展望しています。 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.

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