fcファルコ

<ウェブサイト名>

<現在の時刻>

出典: 標準

--> 大学について 学部・大学院 入試情報 進路・就職 課外活動 国際交流 社会連携・研究 関連法人 生涯教育・キャリア教育 東北福祉大学のDNA ニュース 取材について 受験生の方通信教育で学ぶ方学びたい方在学生の方保護者・保証人の方高校教員の方卒業生・同窓会の方地域・一般の方ご寄付をお考えの方教職員募集施設利用証明書同窓会図書館 学内ポータルシステムUniversal Passport --> 学内ポータルシステムUniversal Passport Follow us トップ ニュース一覧 教育コラム:作ることで学ぶ教育の世界 Tweet 2023/04/03 教育学科 教育コラム:作ることで学ぶ教育の世界 初等教育専攻 准教授 杉浦徹(特別支援教育) 1.テクノロジーで変わる世界の中で 近年、テクノロジーの発展はわれわれの生活を便利に、より快適なものにしています。その中でも電子情報技術、すなわちICTの発展は目覚ましく、日常生活のみならず学校教育においても積極的に活用されるようになってきました。 人工知能(AI)が進歩すればもっと変化するでしょう。単に聞く、書く、読むという作業だけではなく、ビックデータにインタネットでつながった対話可能なPCが、生身の先生の能力をはるかに超えた情報や知識を提供してくれるようになると考えられます。 このように、一見いいことばかりのようなデジタルを活用した未来の教育ですが問題点も少なくありません。本来学習とは、具体的な経験や感触の蓄積を物理的、感覚的に感じ、それらの上に自己の中に認識を育てる作業です。ところがデジタル主体の学びは、それを重ねれば重ねるほど、自己の存在が希薄になるような印象がないでしょうか。何故ならデジタルはどこまでいっても非現実であり、手に取ることのない仮想のものでしかありません。実感、実体がありません。しかし、デジタルに覆われた生活をしているわれわれは予測不能なアナログの現実世界よりも、変化の少ないPCモニタの中だけのデジタルの世界で生きる方が楽で楽しいと感じ始めています。そして、今般のコロナ禍によってその傾向に拍車がかかりました。SNS、ネット、ICT等に直接人やものと触れる機会は奪われる中で、自分が動物や植物と同じ生き物であることを、われわれは忘れてしまってはいないでしょうか。 2.手で作る教材の大事さを  扱う世界がアナログからデジタルへと急速に変化する時代だからこそ、子ども達の教育に携わる未来の先生達には、自らの手で素材に触れ、自らの手で加工すること、実感のあるアナログな経験が必要だと思っています。そんなことから、杉浦ゼミの2年生は以下のようなものづくりを経験しました。 ①折り紙の飛ぶおもちゃ(図1) 植物の種にはいろんな形のものがあります。その中には、飛行機やヘリコプターのモデルになったようなものがあります。より遠くまで種が広がるような「植物の知恵」を感じることができます。画像はモミジの種の折り紙モデル。くるくると回って落ちる様はとても美しいです。                        ②紙のブーメラン(図2) ブーメランは不思議な物体です。一般に物体は投げると落下運動によって地面に落ちます。しかし、ブーメランは違うのです。投げると手元に戻ってきます。ゼミで作製したのは工作用紙で作ったブーメラン。2㎝×20㎝にカットした工作用紙を組みあせて作ったブーメランは数回の練習で簡単に戻ってくるようになります。構える角度、回転速度、離すタイミング、どれもがデジタルでは置き換えられないアナログな感覚です。その時の空気の流れ、位置等を感じながら、投げ方を調整する必要が生れます。大学祭ではゼミで工作教室の模擬店を出展し、来訪した子ども達にゼミ生がブーメランの投げ方を指導しました。 ③動くたわしのおもちゃ タワッチ(図3) たわしと工作用モーター。2つのアイテムは全く無関係です。しかし、この2つを組み合わせるとモーターから生まれた振動がたわしに伝わることで、まるで生き物のように動くのです。しかも、工作用モーターを固定する位置、固定の仕方によって動きは個々に異なります。同じ材料を使っても、1つ1つに作り手の個性が反映されます。デジタルでは生まれない決して生まれない違いです。                              3.もので人をつなぐ楽しさを  折り紙の飛ぶおもちゃ、ブーメラン等、どれも同じような動きはするものの、その動きは再現不能な一回きりのものであって、全てが偶然の産物です。それがアナログな、われわれが生きている世界そのものです。そしてそれは教室内で行われる子ども達と言葉や感情のやりとりも同じです。子ども達はものや人と出会った瞬間に気持ちを動かされ、その実感をベースに学びを展開していきます。そんな機会を子ども達に提案するためには、先生が自ら手を動かし、ものを作り、それを面白い、楽しいと思える経験をしたことがあるかに大きく影響されるでしょう。ものとつながる面白さ、楽しさを子ども達に伝えることで、子ども達は手を動かし、外界へと積極的に働きかけていこうとするでしょう。そのツールとして活用される時、その道具としてデジタルは最も力を発揮するのです。 2年次後半からは、ものづくりを発展させ、障がいのある子ども達の生活や学習を楽に楽しくする支援機器づくりに取り組んでいます。今後もゼミ生には、ものづくりを通じて五感を働かせ、さらに様々な知識と技術を身に付けていってほしいと考えています。 参考文献 萠出浩「気分はアルキメデス」仮説社 2002年 図1:回転しながら落ちる折り紙のモミジの種 図2:戻ってくるブーメラン 図3:走るたわし 教育コラム「オンライン授業実践記録」一覧へ 関連ページ 教育学科Top 教育学科の科目紹介 教育学科の進路・就職 この記事に関するお問い合わせ 教務部教務課 住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1−8−1 TEL:022-717-3315 FAX:022-301-1280 E-Mail:&#107;&#121;&#111;&#109;&#117;&#64;&#116;&#102;&#117;&#46;&#97;&#99;&#46;&#106;&#112; ニュース一覧へ オープンキャンパス情報を見る 入試情報を見る 東北福祉大学の資料請求をする方はこちら 資料請求をする 東北福祉大学について アクセス 学部・大学院 図書館・施設利用 課外活動 お問合せ 進路・就職 資料請求 入試情報 大学について 社会連携・研究 サイトをご覧の方へ 受験生の方 地域・一般の方 保護者・保証人の方 在学生の方 高校の先生方 卒業生の方 サイトポリシー 〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1-8-1 TEL.022-233-3111 TEL. 022-233-3111 --> Copyright © Tohoku Fukushi University. All rights reserved.

classificaçãoda188bet プレイワールドカジノ 旅カジ オンラインカジノ | オンカジニュース
Copyright ©fcファルコ The Paper All rights reserved.